この地域には3つの酒蔵があります。
各酒蔵でこの地域でとれたお米と北アルプスの湧水で丹念に作られた美味しいお酒をお楽しみいただけます。
創業明治39年。
二代目蔵元 薄井芳介により銘峰白馬三山にちなんで『白馬錦』と銘名しました。
北アルプスの麓、標高700m余りに位置する大町市に酒蔵をかまえ、
信濃大町の契約栽培米と北アルプスの清冽な水、恵まれた自然環境のもとで酒造りを続けております。
美しい故郷の里山と田園風景を守ることを目的に、大吟醸から普通酒に至るまで地元農家との契約米を酒米とした地産地消に1990年から取り組み続け、2017年からは全量信濃大町産の契約栽培米を原料米としています。北アルプスの雪どけ水のような透明感のある味わいの日本酒を追求していきます。
市野屋は、創業が慶応元年(1865年)と伝えられています。明治時代に建てられた蔵内で、現在、機械を使った普通酒中心の生産方式ではなく、基本の洗米に始まり、最も重要な麹作りと酒母工程、三段仕込に至るまで、全ての工程を手作りで行っております。
また、当蔵のある大町市は北アルプスの麓に位置し、仕込水に使用している「女清水」は、標高900mの里山・居谷里の湧水です。水、米、人の手による酒づくり。 先人たちの知恵への敬意と、 今を生きる杜氏と蔵人の感性への信頼。 それこそが市野屋の酒づくりです。
大町市街北部、その名も大黒町に七尺(2m強)にも及ぶ大黒天が在ります。大正12年、これにあやかり「大國正宗(だいこくまさむね)」と銘じて清酒の製造を始めたのが北安醸造の起こりです。後に「北安大國」と改銘。創業以来、小谷杜氏、蔵人、社員が和をもって当地区でも一番小さな酒蔵を営んでいる。